百万本のバラ

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「歌う革命」と呼ばれたバルト三国の独立運動。「百万本のバラ」の原曲を作曲したのはラトビア国のライモンズ・パウルス。赤旗日曜版、加藤登紀子のインタビュー記事から「歌う革命」や「200万人の手つなぎ」など独立運動に関するエピソードを知った。ソ連が崩壊したのにNATOは残った。冷戦が終結し、核軍縮が共通のテーマになったがNATOは残り続けた。現状を見ると、やっぱり冷戦は完全に消えてはいなかったということか。

ジョンレノンを筆頭に平和を理想とする音楽家は多い。坂本龍一さんの名前も最近よく聞きます。軍縮や反戦や平和というテーマだけで私たち大衆は手を繋ぐことができそうな気もするけど、なかなかそうはならない。戦争って、国vs国じゃなくて最後は国家vs市民になる。ロシア兵とウクライナ兵が団結し、戦争をやめないロシア国家とウクライナ国家に反撃すればいいのでは、とまで思ってしまう。

高校のときOBに教えてもらった歌にこんな歌詞があった。

命はひとつ人生は一回
だから命を捨てないようにね
あわてるとついフラフラと
御国のためなのと言われるとね
青くなって尻込みなさい
逃げなさい 隠れなさい
御国は俺たち死んだとて
ずっと後まで残りますよね
きれいごとならべられた時も
この命を捨てないようにね
青くなって尻込みなさい
逃げなさい 隠れなさい

国家には国境はあるけど、民衆に国境はないね。

5月に入ったらNHKオンデマンドのまるごと見放題パックを買って、2018年に放送されたBS1スペシャル「ラトビア100年物語~歌と踊りでつないだ誇り~」を見てみましょう。

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