自分の生活にとって政治は重要じゃないと思ってきた。仕事を頑張れば幸せになれると思っていた。どこにいるかより自分が何をするかで結果は変わると思っていた。環境が自分の理想に合わなければ居場所を変えればいいと思ってきた。でも、移りたくても移れない人もいる、頑張りたくても頑張れない人もいる。自分達もそうなってきたとき、自分がどんな社会で生きているのか少し見えるようになってきた。
「なんかおかしなことがたくさんあるなー」と思ってきた。「今だけ、自分だけ」じゃだめなんだと、嫌なこと我慢して頑張らなくても、合わない場所から逃げなくても楽しく生きることができる社会が欲しくなった。
何か行動を起こしてみようと思い立ち、選挙に行き始めた。だれに投票するか、もっとよく考えるようになった。そして党員になってみた。
「今だけ、金だけ、自分だけ」さすが農業系の学者さんだと思える、今の社会風潮を表現した言葉だ。不都合があっても真実を隠さない、改ざんしないでちゃんと見直ししないと、平和にも自由にも幸せにもなれないと気づいたみたいです。

