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自分の生活にとって政治は重要じゃないと思ってきた。仕事を頑張れば幸せになれると思っていた。どこにいるかより自分が何をするかで結果は変わると思っていた。環境が自分の理想に合わなければ居場所を変えればいいと思ってきた。でも、移りたくても移れない人もいる、頑張りたくても頑張れない人もいる。自分達もそうなってきたとき、自分がどんな社会で生きているのか少し見えるようになってきた。
「なんかおかしなことがたくさんあるなー」と思ってきた。「今だけ、自分だけ」じゃだめなんだと、嫌なこと我慢して頑張らなくても、合わない場所から逃げなくても楽しく生きることができる社会が欲しくなった。

何か行動を起こしてみようと思い立ち、選挙に行き始めた。だれに投票するか、もっとよく考えるようになった。そして党員になってみた。

「今だけ、金だけ、自分だけ」さすが農業系の学者さんだと思える、今の社会風潮を表現した言葉だ。不都合があっても真実を隠さない、改ざんしないでちゃんと見直ししないと、平和にも自由にも幸せにもなれないと気づいたみたいです。

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資本主義の経済成長の在り方そのものを変えていかなければならない

既得権益を持っている、多くの富を持っている、少数のお金に恵まれた人たち。

本当は自分たちが問題であるにもかかわらず、あたかも救世主であるかのように見せかける今の気候変動に対する解決策。
今まで通りの価値観を押し付ける変えたくない人達にとっては非常に魅力的な解決策である。

資本主義の在り方そのものを変えていかないといけない。

平等に重きを置く社会と経済成長よりも持続可能に重きを置く社会。
社会主義と脱成長の二つの政治的な訴えに魅力を感じるようになっていく。

Z世代による環境破壊への反発が強まっている。

彼らの声に耳を傾けたとき、いかなる社会の可能性があるのだろうか。

食の安全保障について その1

日本の食料自給率
カロリーベースでは37%だが、種や飼料なども輸入に頼っているので、それらも加味すると10%に満たない。

自由貿易と食料自給率の向上は両立しない
自由貿易に頼り、自国の食料生産を破壊したら有事に国民は飢える。一国の安全保障として、食料自給率を上げなければならない。

「食料を自給できな人たちは奴隷である」ホセ・マルティ
「食うものだけは自給したい。個人でも国家でも、これなくして独立はない。」高村幸太郎

日本の農業政策
輸出振興とデジタル化ある。自給率を上げないといけないのに輸出を奨励する。せめてデジタル化は、自給率向上と食の安全を目的として取り組んでいきたい。

ビートの作付け面積が大幅減

今年の作付面積が昨年より3千haも少ない5万2千haに減るようです。肥料は2倍近く高くなり、交付金があたる砂糖の生産量が減らされためです。ビートは北海道の主要作物です。交付金でも、価格の正常化でも、農家さんが安心して営農できる政策を行ってほしい。

「水田活用交付金の見直し」の見直しを求める活動

■請願概要
2021年11月、政府と自民党は、「水田活用交付金の見直し」について同意した。内容は、今後5年間に一度も水張りをしない水田には交付金を出さない、圃場の周り全てに畔がなければ交付の対象外にする、牧草は今年から1万円にするなど、交付を大きく縮小する内容になっている。

2021年10月の衆院選で与党は、予算の恒久確保を掲げていたのに、この見直しはあまりにも唐突で受け入れがたいものであります。

これまでも農家は造田にも減反にも「納得のいく説明が聞きたい」「いったいこれからどうなるのか不安で眠れない」などの声があふれ、農業の現場は混乱しています。安心して営農を継続できるよう政策の転換を求めます。

■請願事項1
「水田活用の交付金見直し」の見直しを求めます。

■請願理由
1.田んぼとしての値段で買った農地は、交付金が打ち切られれば返済の目途が立たなくなる。借りている農地も採算が合わなくなるので返さないとならないが、返されたほうも困る。営農が成り立たず離農する農家が増え地域が崩壊する。
2.土地の売買や賃貸が滞り、耕作放棄地が増えることは避けがたく、先人たちが百五十年の苦労の末に築き上げた豊かな土地と鵜筑紫い田園風景が失われてしまう。
3.次世代を担う若い農家が安心して営農するためには、畑地化しても生活できる所得補償や価格保証が必要である。
4.新型コロナ感染症やウクライナ情勢などを見ると食料を外国からの輸入に頼り切ってはならない。食糧自給率を高めなくてはならないときに、交付金の打ち切りは世情に逆行している。
5.5年に一度水張りをするなど非現実的であり、そのような圃場でまともな米作りができるはずもなく、資源と労力の無駄である。

「水田活用の交付金見直し」の見直しを求める町民の会

百万本のバラ

「歌う革命」と呼ばれたバルト三国の独立運動。「百万本のバラ」の原曲を作曲したのはラトビア国のライモンズ・パウルス。赤旗日曜版、加藤登紀子のインタビュー記事から「歌う革命」や「200万人の手つなぎ」など独立運動に関するエピソードを知った。ソ連が崩壊したのにNATOは残った。冷戦が終結し、核軍縮が共通のテーマになったがNATOは残り続けた。現状を見ると、やっぱり冷戦は完全に消えてはいなかったということか。

ジョンレノンを筆頭に平和を理想とする音楽家は多い。坂本龍一さんの名前も最近よく聞きます。軍縮や反戦や平和というテーマだけで私たち大衆は手を繋ぐことができそうな気もするけど、なかなかそうはならない。戦争って、国vs国じゃなくて最後は国家vs市民になる。ロシア兵とウクライナ兵が団結し、戦争をやめないロシア国家とウクライナ国家に反撃すればいいのでは、とまで思ってしまう。

高校のときOBに教えてもらった歌にこんな歌詞があった。

命はひとつ人生は一回
だから命を捨てないようにね
あわてるとついフラフラと
御国のためなのと言われるとね
青くなって尻込みなさい
逃げなさい 隠れなさい
御国は俺たち死んだとて
ずっと後まで残りますよね
きれいごとならべられた時も
この命を捨てないようにね
青くなって尻込みなさい
逃げなさい 隠れなさい

国家には国境はあるけど、民衆に国境はないね。

5月に入ったらNHKオンデマンドのまるごと見放題パックを買って、2018年に放送されたBS1スペシャル「ラトビア100年物語~歌と踊りでつないだ誇り~」を見てみましょう。

平和なくして平等なし

以前、外国人留学生の入国や日本語学習をサポートしていたときがある。アジアからの学生が多かったので、先進国の日本に憧れてやってきたという印象を感じていた。

数か月、数年いるうちに、いいことばかりじゃなくて、その裏返しで悪いことも程々あることを知っていく。凡人がお金を稼ぐためには、それに見合う分の我慢や犠牲も必要で、自国では裕福になれなかった学生が、「日本なら自分でも稼げるかも」と希望を抱きやってくる。自分が東京に来たときもほぼ同じ。

いま日本のジェンダーギャップ指数は146か国中126位。アジアのレベルが上がり、日本のレベルが下ががり、日本に憧れる学生のレベルも必然的に下がる。レベルが低くても人間的に魅力的な学生はたくさんいる。折角日本まで来たんだから自分の要望は主張する。でも思いやりもある。自分達はこうしたいけどあなたはそれでもいい?と、相手の主張も気にかける。多数決で決まってしまう日本の民主主義より、よっぽど民主主義的だ。

入管法改正案が衆院で可決された、問題だらけのようだけど、一番の問題は、書類を見て人を見ないことかな。本当に困って難民申請しているのか騙しているのか、人を見れば大体はわかるはず。そんな時間がないなら、ルールではなくシステムを変えたらいいのにと思う。

どんな性別でも、“なに人”でもいいので、思いやりのある人がたくさん集まる国になれたらいいね。